今月の「ひと」

石井琢朗.jp（スポーツ）

5月中にも2000本安打達成が期待されているプロ野球横浜ベイスターズの選手。 栃木県佐野市出身。1989年に足利工業高校からドラフト外で当時の横浜大洋ホエールズに入団。

今年プロ18年目を迎え、走・攻・守を兼ね備えたベテラン内野手としてチームを引っ張っている。 2005年には全試合出場を果たし、903試合連続全イニング出場の記録を作った金本選手（阪神タイガース）に続く記録を更新中（215試合、2006年5月1日現在）。

1993年から2005年の間（2003年を除く）、毎年100安打を超える成績を残しており、 プロ生活17年間で盗塁王4回（1993、1998〜2000)、最多安打2回（1998、2001）、ベストナイン5回（1997〜2001）、ゴールデングラブ4回（1993〜1995、1998）という数々のタイトルにも輝いた。オールスター戦にも6回（1995、1997〜2001）選ばれている。

内野手として堅実な守備に定評があるが、入団時は投手であり、 入団1年目にはピッチャーとして谷繁元信（中日ドラゴンズ）とバッテリーを組んで、1勝をあげた。 入団4年目に野手に転向するとともに改名し、石井忠徳から現在の石井「琢朗」になった。

2000本安打を達成すると、あの「打撃の神様」川上哲治以来50年ぶりに、 投手として勝利を挙げた選手が2000本を打つ、という珍しい記録達成になる。

「石井琢朗.jp」は石井琢朗公式サイト。 2006年3月30日に開設したブログは毎日更新され、日々の様子をうかがい知ることができる。（2006年5月2日掲載）

[追記]
石井琢朗選手は、5月11日のセパ交流戦、楽天イーグルスとの試合で通算2000本安打を達成。
（2006年5月11日）