今月の「ひと」 |
---|
推理小説を中心に幅広い作品を残した昭和・戦後を代表する作家。
現在の福岡県小倉市出身。1909年(明治42年)生、1992年(平成4年)没、享年82歳。
その作品は、テレビドラマや映画で何度も映像化されている。若い人で松本清張の名を知らなくても、
「点と線」「砂の器」などの作品名は知っているに違いない。
最近でも、2002年の「張り込み」、2004年の「黒革の手帳」などがある。
また、この1月からは「けものみち」が放送される予定となっている。
時代設定やストーリーなどが映像化の度に変えられることもあり、
原作ファンの批判を呼ぶこともあるが、犯罪動機という人間の情を重視した多くの作品が
時代を超えて受け入れられていると言えるだろう。
「松本清張.jp」は松本清張記念館のアドレス。(2006年1月11日掲載)